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広報よっかいち(8月上旬号)」(p.7) に本学学生2名が掲載されました。この号は「未来に豊かな環境を引き継ぐために~四日市公害裁判判決45周年~」を特集したものです。

登場したのは豊田美波さん(環境情報学部4年生)と、岡田勘汰さん(同学部2年生)です。2人は、地域志向科目である「四日市公害論」などで四日市公害について学ぶ中で、関心を深めたことなどを語っています。

同じページには、森智広四日市市長もコメントを掲載し、この歴史と教訓を受け継ぎ、未来によりよい環境を引き継ぐ使命について述べておられます。

 

2017年8月4日に、第58回目(58年目)となる鹿児島県関ケ原戦跡踏破隊の一行がいなべ市藤原町の鼎塚を訪問しました。この踏破隊という取組みは、鹿児島県日置市の小学生たちの教育のために毎年行われているもので、自分たちの祖先がどのような苦労をしたのかを自分の肌で感じさせることを目的としています。

1600年の関ケ原の戦いで敗れた西軍の島津軍が、東軍の徳川家康を目掛けて突進し、東軍が怯んだすきに東軍の陣地をすり抜けて、その一部の部隊が養老山地を越えて現在のいなべ市に入り、追手と闘いながら北勢町や藤原町を通り、五僧越えを経て滋賀方面にのがれたとされています。前代未聞の「島津の退き口」あるいは「敵中突破」として知られていますが、この時に亡くなった島津軍の兵士の遺体を鼎塚に埋めたという言い伝えがあります。

踏破隊は、毎年の酷暑のこの時期に本地を訪れ、祖先と同じ道筋を、昔の衣装を身に付けて歩きます。子供たちにとっては、かなりの苦行です。

四日市大学の協創ラボ「北勢地域のグリーンツーリズムの拠点づくり」では、いなべ市の地域資源を再発見し、それを観光に役立てる活動を行っています。この鼎塚周辺は数年前まで背の高さほどもある雑草に覆われ、塚の位置もわからない状態になっていましたが、協創ラボの長谷川博久様が中心となり、東村元教授や千葉教授も協力しながら地域の方々と話し合い、地域の方々の力で整備を進めてきました。一昨年度は雑草刈り、昨年度は冠木門の設置、今年度は銘板の設置を行い、昨年度から踏破隊に立ち寄ってもらえるまでになりました。

今年度も元気な鹿児島の子供たちの訪問を、川原地区や鼎地区の方々が協力して迎えましたが、意外にもいなべ市内ですら、踏破隊のことを知る人は少なく、また、いなべ市内の各地域で個別に対応が行われてきたことも、それに関係のあることがわかりました。そこで、今年度に初めて、いなべ市の関係者一同(地域の方々、行政、議員、大学関係者)による合同会議を開き、お迎えの打ち合わせを行い、また、メディア(CTY)にも協力を依頼しました。CTYは、現在、踏破隊の活動を紹介する特別番組の制作を進めています。

踏破隊が鼎塚を訪問した時の写真を以下に示します。

いなべ市の入り口である宝林寺を出発する踏破隊

のぼりを掲げて歩く踏破隊の皆さん

鼎塚に到着したところ

鼎塚に頭を下げる一行

鼎塚で祭文を読み上げる踏破隊の代表者

地域の方々に御礼を述べる踏破隊の皆さん

四日市公害を専門に研究する神長唯総合政策学部教授が、中日新聞に掲載された「四日市市制120周年特集」で、四日市市の環境問題の歴史と課題について対談しました。対談は、同教授と「四日市公害と環境未来館」学芸員・大杉邦明氏とで行われました。

対談では、環境問題の改善に向けての先人たちの歩みと努力を知り、それを語り継ぐことによって、四日市のまちを誇り、好きになってほしいというメッセージが、強く伝えられました。

四日市市制120周年特集(1)
四日市市制120周年特集(2)

このたび、「平成28年度地(知)の拠点整備事業-産業と環境の調和を目指す四日市における人材育成と大学改革-自己点検・評価報告書/外部評価報告書」を発行しました。

採択3年度目を迎えたこの年は、特定プロジェクト研究を大学ぐるみの研究と位置づけ、具体的な実施に備えた予備調査などを行いました。本学のこれまでの研究体制は、個人または複数の研究者によるものでしたので、大学全体で進める研究は新たな形です。また、学生の地域志向に対する認識の高まりも数値で確認することができました。事業は、おおむね順調に進捗していると言えます。しかし、卒業生や企業に対する調査など、予定通り実施されていない項目もあり、これについては次年度以降に確実に実施する計画です。
外部協議員からは「単発の研究・調査に終わらせず、継続的に地域に役立つ事業としてほしい」という意見もいただきました。それこそがまさに本学COC事業の主眼であり、肝に銘じて事業を進めていく所存です。

平成28年度四日市大学COC事業 点検・評価報告書はこちら

「夏のエコフェア2017」が7月22日(土)・23日(日)の2日間にわたり実施されました。会場は、三重県環境学習情報センター及び周辺施設で、環境情報学部がブースを出展しました。23日には一時、強い雨が降りましたが、大きな問題はなく、大変盛況な中で、無事終了することができました。エコフェア全体では、22日が約1,700名、23日は約2,000名のご来場者があり、環境情報学部ブースにも2日間で約500名の方にお立ち寄りいただきました。誠に有難うございました。

本学ブースでは「ドラエもんの部屋」が子供たちに大人気で、待ち行列が出来るほどでした。また、ペットボトルを利用した土壌実験も多くの子どもたちの関心を引きました。どちらも、担当した教員は、ほとんど休む時間がないほどでした。さらに、学部の大人向けの展示を見てゆく人もかなりおられ、熱心にパネルを見たり、図書や論文を開いてみたりされている方もいました。

小学校高学年~大人の方を対象として実施した「夏エコ環境講座」は、初の試みでした。熱心な受講者が多く、じっと聞き入る姿が多く見受けられました。小学生向け講座でも、子どもたちが集中して聞き入り、ノートにびっしりメモを取る子どもたちが何人もありました。子ども向け講座では、全員に修了証をお渡ししました。

会場には、多くのブースが出展し、体験や工作を楽しみながら、エコについて学んでいただく機会となったと思います。

「四日市大学ブース」(写真はコチラ)
「夏エコ環境講座」(写真はコチラ)
「会場の様子」(写真はコチラ)

7月23日(日)、松井ゼミの4年生が、四日市市文化会館第2ホールで開催された「在宅フェア」で、地域住民による高齢者の支え合い組織の調査結果を発表しました。

もともと松井ゼミでは、地域コミュニティのあり方や高齢社会について学んでいますが、これを知った主催団体のNPO「あした葉」の伊世代表が、協創ラボを組み、学生に発表の機会をくださったものです。このため、改めて羽津地区の「さろん de 志氐我野(しでがの)」、橋北地区の「ニコニコ共和国」、川島地区の「ちょボラかわしま」の3つの団体を訪問し、高齢の当事者やボランティアの方々にインタビューしました。そのまとめを、上記の団体のリーダーの方々と一緒に発表することにしました。

「在宅フェア」の統一テーマは、「高齢社会においていかに地域で生きるか」です。第一部は森市長も登場する寸劇とホームホスピス協会理事長の講演。第二部は四日市大学学生の発表と、関係者によるトークです。ゼミの時間に取材に行き、自分たちで作ったパワーポイントなので、あまり緊張することもなくスムーズに進行することができました。

その後のトークでは、3人の学生が壇上に上がりました。主催者の「あした葉」の伊世代表が、うまく進めてていただき、学生たちは活発に発言しました。「男性高齢者は退職後、家に引きこもりがちになる」と言うところを「立てこもりがちになる」と言い間違え、会場の笑いを誘うなど、高齢者ばかりになりがちな会に新鮮な風を吹き込んでいました。

7月8日、9日の2日間にわたり、そらんぽ四日市で全学共通科目「四日市学」の学外実習を実施しました。同科目のオムニバス講義を担当する、総合政策学部の鬼頭浩文教授、神長唯教授、経済学部の岡良浩准教授が引率役をつとめました。

前年度と比べ2.5倍近い受講者数に対応するため、またそのうち留学生が半数以上を占めたこともあり、今年度は実施日を2日間に増やし対応しました。総勢約130名が2日間に分かれて参加する形となりました。

四日市市について総合的に学ぶ同科目の、いわば「総仕上げ」にあたる学外実習は、四日市市立博物館、「四日市公害と環境未来館」いずれも学芸員を中心に詳しい展示解説をお願いし、真剣にメモを取る受講生が目立ちました。

7月24日は、いよいよ四日市公害裁判の判決から45周年を迎えます。わが国の「公害対策の原点」となった同裁判を分かりやすく当時の記録写真や映像で見せる企画展「四日市公害写真展」が4階で開催中でした(6月15日~7月24日)。
約160点に及ぶ豊富な写真のポイント解説を受けながら、受講生たちは「自分の心に残る一枚」を熱心に探していました。

地域を教室に、学生の〈学びの場〉を広げる本学の試みはこれからもさまざまな形で続けてゆきたいと考えています。

(参考)
全学共通科目「四日市学」が始まりました
 そらんぽ四日市(四日市市立博物館四日市公害と環境未来館
四日市公害と環境未来館企画展「四日市公害写真展」四日市公害裁判判決45周年(PDF)

「四日市公害と環境未来館」:1日目

四日市市立博物館:1日目

「四日市公害と環境未来館」:2日目

四日市市立博物館:2日目

夏のエコフェア2017」の協賛品として、昨年度に引き続き、伊勢型紙同好会からしおり100枚をご提供いただきました。四日市大学からの協賛品として、当日の来場者にプレゼントします。

「夏のエコフェア2017」は、三重県環境学習情報センター様、株式会社東産業様との共同主催で、地域にお住まいの皆様を対象として、環境について楽しく学んでいただく企画です。今年度は三重県環境学習情報センターを主会場として7月22日(土)・23日(日)に開催します。四日市大学は、四日市大学環境情報学部ブースを出展する他、夏エコ環境講座を担当します。

伊勢型紙同好会には、このエコフェアに協力して、3年連続でしおりを制作していただきました。毎年、お子様から大人の方にまで、喜んでいただいています。「伊勢型紙」は、「渋紙」という和紙から、自然の草花や花鳥風月を切り出すもので、美しく繊細な三重県の伝統工芸です。今回も、様々な模様をモチーフとして制作していただきました。

平成29年度COC公開講座を実施します。
今年は「世界史としての日本史」と題して、ライフネット生命 創業者の出口治明氏にご講演をいただきます。

日時等は下記のとおりです。皆様のご参加をお待ちしております。

日時 9月3日(日)14時~
場所 四日市市総合会館 8階 視聴覚室
講師 ライフネット生命 創業者 出口治明 氏
演題 「世界史としての日本史」
※詳細はコチラ

7月7日、今年度最初の「地/知の拠点運営協議会」を開催しました。23名の学内外協議員が出席し、昨年度の事業評価、特定プロジェクト研究、今後の事業予定などについて協議し、貴重なご意見をいただきました。

特定プロジェクト研究については、「観光」「環境」「人材育成」のそれぞれのテーマに分かれて活動していますが、その内容について各プロジェクトリーダーから詳細な報告がありました。協議員からは「単発ではなく継続的な事業として、推進してほしい」「交流人口増加のための、ストーリー性のある仕掛けは作れないか」など、ご自身の経験等も踏まえてご意見がありました。松井真理子副学長(社会連携・研究支援担当)から、「特定プロジェクト研究の範囲ではおさまらないものもあり、それについては大学全体として取り組む。そのことが、COC事業の主眼でもある」との発言がありました。

岩崎恭典学長からは「COC事業は4年目に入り、来年度は最終年度。補助金事業終了後、どのようにつなげるかについても方策を見据える時期である。様々な形で地域の声をお聞きし、この地域に存する大学として役割を果たしたい」という挨拶がありました。

短い時間でしたが、学外協議員の皆様の貴重なご意見を伺うことができました。次回の開催は11月の予定です。

冒頭の学長あいさつ

ご質問の様子(1)

ご質問の様子(2)

ご質問の様子(3)

ご質問の様子(4)

特定プロジェクト研究の報告