クラウドファンディングシンポジウム開催(10/22)

10月22日(土)午後1時30分から4時の次第でクラウドファンディングシンポジウムが四日市商工会議所1階ホール1において開催されました。

三重県では、インターネットを利用した新しい資金調達の方法として注目されているクラウドファンディング(以下CF)。本学においては、COC1人1プロジェクト平成27年度採択の「地域への資金循環に関する調査研究及び地域金融機関を中心とした資金循環活用モデルの構築」(主査 岩崎祐子・副査 東村篤)として、三重県雇用経済部においては、三重県中小企業・小規模企業振興条例(平成26年4月1日施行)特に小規模企業に対する支援(同第15条)、地域の課題解決を目標とするソーシャルビジネスの資金調達の選択肢として、それぞれの趣旨が一致して、今回の企画が共同主催で実現されました。共催は、三重ソーシャルビジネス支援ネットワーク(日本政策金融公庫、三重県信用保証協会、みえNPOネットワークセンター、北伊勢上野信用金庫)です。

雇用経済部中小企業・サービス産業振興課サービス産業創出班福井梓さんの司会進行で定刻開会。まず、岩崎恭典四日市大学長が「地域振興、地域活性化には、資金循環が重要、県においても大幅な予算削減が予想され、特に、県市町をはじめ自主財源難は深刻さを増しておりクラウドファンディングの理解、活用は多様な選択肢」と挨拶しました。第一部の講演「三重県におけるクラウドファンディングの現状と課題」は経済学部東村篤特任教授が講師を担当、「現状は、三重県の民力等経済指標からみてCFの利用はアンバランス、もっと浸透しても良い。課題は、資金提供者側と資金調達者側とがミスマッチ、共感を齎す開かれた情報共有構造の場、手弁当の精神」を強調しました。基調講演「資金調達者・運営事業者に求められるもの」では、ミュージックセキュリティーズ(株)(以下MS社)執行役員西日本支社長杉山章子氏が講師を務め、「同社の紹介、第二種金融商品取扱業者として匿名組合契約締結、出資金の信託設定による分別管理の遵守徹底、投資型CF『セキュリティ』の仕組み、特長、両者の信頼・共感がより良い運営の鍵」と話されました。

第二部パネルディスカッション「三重県のクラウドファンディングのこれから」では、パネリストにMS社 杉山章子氏、(株)三重銀行営業企画部長 加藤忍氏、(株)大田酒造 大田勲氏、陽光ビオファーム(株) 丸山康子氏が登壇、コーディネーターを経済学部長岩崎祐子教授が務めました。

学生参加者の浅井雄大君(環境情報学部1年)からは、「最初はCFについて何の事か全然わからなくて、自分でも少し調べてみて、そのシステムについて企業が良さそうなプロジェクトを立ち上げても成功するとは限らずCFでは支援者側がいいと思ったプロジェクトに投資して決めるのがとてもいいと思いました。株と少し似ている様に感じましたが学生なども利用しやすくなっていくのではと思いました」と感想。盛況理に終了いたしました。

シンポジウム開会に先立って岩崎恭典学長が挨拶

岩崎恭典学長が開会挨拶

第一部前段 講演する経済学部東村篤特任教授

第一部前段 講演する経済学部東村篤特任教授

第一部後段 基調講演するMS社執行役員杉山章子西日本支社長

第一部後段 基調講演するMS社執行役員杉山章子西日本支社長

第二部パネルディスカッション コーディネーターを務める 経済学部長岩崎祐子教授、MS社杉山章子氏、㈱三重銀行営業 企画部長加藤 忍氏、㈱大田酒造大田 勲氏、陽光ビオファーム ㈱丸山康子氏のパネラー

第二部パネルディスカッション