COC公開講座を実施しました(9/3)

9月3日(日)に、四日市市総合会館視聴覚室において、COC公開講座を実施しました。講師にライフネット生命保険株式会社創業者である出口治明氏をお招きし、「世界史としての日本史」と題してご講演いただきました。当日は115名の方にご来場いただき、大変盛況でした。

出口講師は「タテ・ヨコ思考と“算数”の重要性」を説かれ、夫婦別姓を例に取り上げ、昔(タテ)は日本でも夫婦別姓だったこと、世界的(ヨコ)には、法律婚で夫婦同一としているのは珍しいという説明がありました。物事を考える時には、「タテ・ヨコ」と数値でとらえることが重要であり、その意味から「日本史」「東洋史」などと分割せず「世界に歴史はひとつしかない、まとめて考えたほうがわかりすい」と説明されました。その後、教科書にはまだ載っていない最近の学説などを多数紹介され、受講者の常識を覆す知識も多くお話しいただきました。

また、新しいアイディアを生み出すためには「人・本・旅」が重要で、たくさんの人と交流し、様々な本を読み、現地で実体験を積むことが大切とのことでした。

少子高齢化や国際情勢など、日本を取り巻く様々な問題がありますが、一人一人が考え方を変え、パラダイムシフトを行うことによって、問題は解決できる可能性があると、明るい未来を語られていました。

講演後のディスカッションでは最新の時事問題やリーダーシップについても、質問がありました。「歴史は個人の力で変えられるか」という質問に「個人が行動を起こしても、99%は失敗。でも声を上げなければ何もできない。歴史は決めるのは気候やその他の大きな力であり、個人の力ではないが、対応如何ではなんとでもなる」「若者が不甲斐ないと言うのであれば、それは大人の責任。年齢に関わらず行動すれば、何かが起こる。行動すべき」などの発言がありました。不安なことが多い世の中で、受講者は非常に力づけられたようです。大変好評のうちに公開講座は終了いたしました。ご参加いただいた皆様、有難うございました。