教育改革

公私協力方式により設置された四日市大学は「世界をみつめ地域を考える」をスローガンに掲げ、地域重視の教育を行なってきました。COC事業ではこれをさらに高めて、地域で真に輝く人材の育成に向けた教育改革を全学的に実施します。具体的には次の取り組みを行います。

Ⅰ.「成長スケール」の開発

(1)COC事業が目標とする人材像

① 基礎的な学力を有する者
② 産業と環境の専門知識とマインドスキルを有する者
③ 人とつながる力を持つ者
④ 行動力・実践力を持つ者
⑤ 想像力・発信力を持つ者

(2)目標とする人材像の達成に向けた新たな評価方法「成長スケール」

専門教員の採用により本学オリジナルの「成長スケール」を開発し、学生の入学から卒業までの成長の「みえる化(定量的評価)」を行います。また、これによる評価は、教員による一方的なものではなく、学生・教員の共同作業により、学生の成長を促すことを目標とします。

(3)卒業後のフォローアップの強化と進路先企業等からの評価のフィードバック

地元企業等からの卒業生の評価を継続的にフォローし、既存カリキュラムや「成長スケール」の検証を行い改善・改革を行ないます。

Ⅱ.地域志向教育科目の充実

(1)地域志向教育科目とは

大学での学びを通じて地域の課題等の認識を深め、地域との結びつきを具体的に学び・実践する授業科目と位置づけられます。地域課題の解決に向けて主体的に行動できる人材を育成することを目的としています。

(2)共通教育と専門教育科目における取り組み

① 全学共通教育科目である「四日市学」「地域社会の歴史」「市民教育」「環境論」「インターンシップ」や「ボランティア活動」など、地域志向性を持った科目の充実を図ります。また、総合政策学部の専門教育科目である「地域防災」「まちづくり研究」「地方議会論」「鉄道とまちづくり」「祭りとまちづくり」「食とまちづくり」などの地域志向性を持った科目の共通化を検討します。

② 「産業支援=地域産業の活性化」に関連した経済学部の「アントレプレナーシップ論」「地域企業セミナー」「地域経済論」「地域開発論」「中小企業経営論」などの科目の地域志向化を進めていきます。

③ 「環境教育・保全」に関連した環境情報学部の「海洋環境学」「環境土壌学」「環境と経済」「四日市公害論」「環境保全論」などの科目の地域志向性を高めます。

④ 「人材育成」に関する専門教育科目の共通専門科目化を検討し、学生の進路希望に応じて選択可能な「科目ユニット(科目群)」の整備を行ないます。

Ⅲ.COC事業への学生参加による教育

COC事業で実施する以下の各種活動への学生参加を促し、現場で学ぶ教育を推進します。②③④の詳細は該当ページをご覧ください。

① 地域インターンシップ・・・地域をインターンシップの場として活用し、地域の方々と一緒に学生を育てます。

②  協創ラボ・・・大学と地域の交流の場に学生を参加させて、地域課題を学ばせ、その現実的な改善案を創意工夫させます。

③  わかもの学会・・・学生による地域関連の優れた実践や研究を発表させ、研究力とプレゼン力を向上させます。

④  学生情報局・・・大学の正規組織に所属させ、学生らしい柔軟な視点でCOC関連の取材と発信を行わせます。責任感、企画力、発信力を持つ人材を育てます。

⑤  学生ボランティア・・・ボランティアセンターを通じてボランティア活動への参加学生数を増やし、学生が社会を学ぶ機会を与えます。