ブックタイトル四日市大学 COC事業ガイド

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概要

四日市大学 COC事業ガイド

地×知=未来づくりエコキッズ子どもたちが環境問題を楽しみながら学ぶ「四日市大学エコキッズ夏休み特別工作講座」では、「太陽光発電」についてのミニ講座で学生が講師を担当し、ミニソーラーカー工作をサポート。当日はあいにくの雨だったため、室内での走行実験となったものの、環境教育の大切さと難しさを学ぶ機会となった。四日市公害と環境未来館2015年にオープンした「四日市公害と環境未来館」は、四日市公害の歴史と環境改善の取り組み、そして環境先進都市として、未来に向かうビジョンが学べる場となっている。「共感力」を養い、未来づくりを考える原動力に!COC事業では、全学共通科目として地元四日市についての理解を深める「四日市学」とともに、「四日市公害と環境未来館」における四日市市との連携協定に基づいた、学びの場を創出しています。四日市公害は、発生からすでに半世紀以上が経っており、当時を知る人も少なくなってきました。そのような中で、学生たちが四日市公害の歴史を学び、そこから得た教訓を未来につなげることは、公害の歴史を持つこの地域だからこそできる貴重な学びであるといえます。「四日市公害と環境未来館」という拠点が誕生したことで、学生が解説員として公害の歴史を紹介するなど、学びの成果を発揮する機会も得られます。さらに、市民・企業・行政が一体となった環境改善への取り組みや、その成果から生まれた現在の四日市を知ることで、深刻化する地球規模の環境問題について自ら考え、問題解決の糸口を模索する積極的な学びへと進展させることが可能となるでしょう。すでに「四日市公害と環境未来館」では定期的に「環境」をテーマにした催しを実施しており、学生が運営に参加することで、地域住民や子どもたちとのつながりを通して環境を考える機会を設けています。環境=自然という小さな枠組みで問題を捉えるのではなく、歴史という時間軸や産業という社会軸を組み合わせながら、多角的な視点で環境問題を考えることは、学生たちの学びを深め、さまざまな立場の人への共感力を養います。それはとりもなおさず「人間力」の養成につながり、未来へのビジョンを描く原動力になるものと信じています。総合政策学部准教授神長唯student voice地域の歴史を、未来の環境を学ぶ原動力に環境情報学部大橋桃子さん四日市公害論の授業では、四日市公害の“語り部”さんから当時の話を聞き、「四日市公害と環境未来館」の見学を通して、「環境」について深く考えることができました。「あそこで振り返ったから、今がある」。そう思える個人史があるように、地域の歴史を振り返り、負の遺産と向き合い、それを後世に伝えることの大切さを痛感しました。この体験がきっと、未来の環境について考え、学んでいく原動力になると思います。9